11月30日、石川町の文化財活用部会(部会長仲田)を母畑地区で開催した。会場の母畑自治センターは満席の盛況。
午前中は、千葉大学の木下剛准教授が「英国の田園地帯と歩く文化」を講演。
部会のミッションである昼食は、八幡屋で豪華な和定食。
午後は、八幡屋の渡邉社長の案内で、母畑西トレイルを地元の方々と歩いた。
私たちは住民の方々の経験知に多くを学び、また住民からは故郷の良さを再認識できたという喜びの感想をたくさんいただいた。
私たちは、NPOふくしま風景塾の活動と町の部会を連携させ、また千葉大学や八幡屋、JCと協働して、歴史資源を活かすトレイルを開発してきた。昨日は、実用化に向けて、地元の方々と一歩前に進むことができた感謝の一日であった。
福島民報(2017年12月1日)
https://youtu.be/5rhJsCXQhhg
■ 強力フォワード
福島県石川町をこよなく愛し、応援する大学の若い先生方。
ラグビーに例えれば、肝心要のフォワード第一列。
スクラム中央のフッカーは、千葉大学の霜田亮祐准教授で造園学専攻。私が主宰するふくしま風景塾創業からの付き合いで、石川町との関りは10年以上になる。地域資源を繋げるまちおこし、「桜谷トレイル」「母畑トレイル」「中田トレイル」の開発を主導している。
右プロップは、千葉大学の木下剛准教授で、造園学専攻。日本造園学会関東支部が、2012~2014年までの3年間、石川町で開催した学生デザインワークショップの学会幹事。昨年度、イギリスに研究滞在して、この度の部会では、「イギリスの田園生活と歩く文化」を講演して、地域住民に感動を与えた。
左プロップは、東北大学の長瀬敏郎准教授、鉱物、地質学専攻。卒論が石川町のペグマタイト。「石川町は、世界に冠たる鉱物の町」、と熱く、しかもわかりやすく説く。部会委員はもちろん、町民ファンも増殖中。