母畑温泉八幡屋 別館帰郷邸
母畑温泉八幡屋の別館帰郷邸が2019年7月1日にオープン。
地質や植生を活かしながらも、施主の渡邉武嗣社長や設計家山田茂雄先生のご指導の下、
グローバル的価値のあるオンリーワンな庭園ができました。
1 堀取
モミジの仲田の実力発揮。
10mのモミジ4株と、同じく10mの八重紅シダレザクラ1本の掘り取りでは、
職人の知恵と技でコンパクトにしていきます。
2 運搬
いよいよ天然記念物級モミジの運搬作業。
3 施工
高さも幅も10mのオオモミジや10m級の八重紅シダレザクラが
植栽された庭園は圧巻の質量です。
4 モミジの春と夏
蒸散を抑えるために、葉の半分をこいで減数。
一ヶ月後、こいだところから普通は春に見られる赤い新芽がでたことによって、
もともとの緑葉と相まり、春と夏が重なった奇跡の色合いになりました。
5 完成
新しい紅葉の名所ができました。
日本列島植木植物園
青生野ガーデン倶楽部(福島県鮫川村)は、約10ヘクタールの規模です。6~12mのモミジのシンボルツリーの生産を行っています。
福島風景塾
生産者と造園家の情報交流会です。青生野ガーデン倶楽部のモミジなどを見ながら1泊2日、濃密な意見交換を行っています。
イロハモミジのシンボルツリー
モミジは一般に夏の西日を嫌います。都内でもビルの谷間や北や東向き玄関に植栽されたモミジは生育が良いようです。
オオモミジのシンボルツリー
モミジは多様な形を楽しむことが出来ます。曲がっていたり、枝が絡んでいたり、そんな個性的なモミジこそ面白みがあります。達人の造園家の手によると、端整な樹形よりも、存在感を発揮します。
柔らかな楓
イロハモミジなどをアカマツ林やカラマツ林の下で栽培して、風にそよぐような木としての「楓」を育成しています。都市環境においても、半日陰に植栽すると、柔らかな楓を楽しむことが出来ます。