浜っこターフとは
- 潮風に強い日本在来の海浜植物と花野草を寄植えした植生マットです。
- ウォーターフロント地帯の潜在的植生を復元して、生物多 様性の基礎をつくります。
- 乾燥に強い植生マットですので、屋上緑化にも応用できます。(都心は激しいヒートアイランド現象のため最低限の灌水は必要です)
- 潮風には耐えますが、波が直接かぶる岸壁などには適しません。
浜っこターフのモデル誕生
- 浜っ子ターフは、海崖上部や砂丘後背地の植生をモデルにしています。
- 海崖上部や砂丘後背地は、海浜植物と里山植物が共生し、植物の種類が多いのが特徴です。
浜っこターフの導入種
- 今後導入する野草の種類をさらに増やすために、育種に努力しています。
- 現在は海浜植物5種と里山植物5種の合計10種を基本種として、寄せ植えしています。
海浜植物 コウボウシバ、ヒメヤブラン、スカシユリ、キリンソウ、イソギク
里山植物 オニユリ、カワラナデシコ、ウツボグサ、キキョウ、カンゾウ
姉妹植生マット
「生物多様性保全のための国土区分」(環境省)と植生マットの対応関係
浜っ子ターフ=第6区 野の花マット=第3区
(第3区と第6区の境界は、かなり重なり合うと考えられます)