環境戦略 生物多様性を通して地球の緑化を考える 仲田種苗園

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環東京湾環境戦略(25)

  写真:伊豆大島 伊豆諸島の一つ神津島から産出した黒曜石が、伊豆大島、そして関東周辺の旧石器時代の遺跡から出土しています。これは2万年前には、すでに伊豆七島と関東地方の海上の往来が活発であったことを示していま …

環東京湾環境戦略(24)

南伊豆町奥石廊は、石廊崎に隣接します。伊豆諸島を望むことができます。ハチジョウススキの群落が海崖から海岸段丘上に自生しており、植生の点からも伊豆諸島との共通点を認めることができます。    奥石廊の海 …

環東京湾環境戦略(23)

南伊豆町石廊崎は、伊豆半島の先端です。この岬によって、相模灘と駿河灘に分かれます。 環東京湾の西の範囲も、この石廊崎までとするのが良いでしょう。 石廊崎は、海崖上部に照葉樹林が良好に残っています。 石廊崎には灯台があり、 …

環東京湾環境戦略(22)

『海の石川啄木』的植生(南伊豆町 2008年5月5日) 「潮風にも負けず、乾燥にも負けず、わずかの養分(土)で生きる」。それが、海浜植物の特徴です。 伊豆半島南端は、柱状節理の海崖が多く、わずかの隙間に海浜植物が生育して …

環東京湾環境戦略(21)

下田市爪木崎(2008年5月4日) 爪木崎は、柱状節理の海崖が特徴です。灯台と野スイセンが有名な観光地です。 灯台近くには、良好な磯が残っていて、老若男女を問わず、海の微生物の採集に夢中です。磯は海辺の生物多様性と人間性 …

環東京湾環境戦略(20)

伊東市城ヶ崎海岸の海崖の植生(2008年5月3日)   伊東市城ヶ崎海岸(リアス式海岸)、ヒメユズリハ群落   オニヤブソテツ(オシダ科)、ボタンボウフウ(セリ科ヤマゼリ属、葉が牡丹に似る、関東以西) &#16 …

環東京湾環境戦略(19)

写真左:伊東市城の崎海岸、写真右:下田市爪木崎海岸 伊豆半島の歴史の続きです。 戦国期の伊豆半島は、小田原を拠点とした後北条氏に治められました。 後北条氏は、鎌倉御家人の三浦氏の配下にあった三崎水軍(三崎十人衆)を吸収し …

環東京湾環境戦略(18)

 伊豆半島の海(2008年5月3日) 伊豆国は、延喜式によると、国に納める特産物として、「堅魚(かつお)」、あるいは「堅魚煎汁(かつおを煮詰めた調味料)」が記されています。 江戸を中心とした海産物の流通である「 …

環東京湾環境戦略(17)

 写真:横須賀市天神島のマント植生 天神島の植生を観察すると、磯の岩場から照葉樹林に移行する間に、マント植生がみられます。 トベラなどの低木とツルマサキなどのツル性植物が、最後の写真に見られるように、スクラムを …

環東京湾環境戦略(16)

   写真左:ハマボッスの蜜を吸うアオスジアゲハ 写真右:岩場の植生 海から照葉樹林までの狭い空間である岩場(あるいは砂浜)は、強い潮風の下、独自の生態系を形成しています。 植物の多くは、照り葉、厚葉 …

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