Skyrise Greenery 空中緑化
シンガポールの建築緑化は多様だ
Vertical green wall:壁面緑化、人目に付く場所に多種類の植物を植栽したvertical gardenもある。
Sky terrace:空中テラス、高木植栽、プールなどのアメニティ施設
Balconies :バルコニー緑化 planter boxesプランター、美観とともに高層恐怖を緩和する効果
Roof garden:屋上庭園、人が立ち入る。多様な美観創出
Green roof:屋上緑化、人が立ち入らない。単一植物による緑化。ヨーロッパでは拡大green roofと呼ぶ。日本では、roof gardenとgreen roofの目的と効果が曖昧。
このようにシンガポールでは、建物の引き出しを多くして、さまざまな緑化を行っている。
シンガポールでは新築建築で失われた土地面積をskyrise greeneryで回復すること法律で定めている。この場合、ツタを這わせただけの壁面緑化はカウントしない。ビルを森にすることで、生態系ネットワークに組み入れ、持続可能な都市を目指す。
私たちが宿泊したホテルPark royalは今年2月完成、さまざまに緑化されていた。
PARK ROYALホテル。建物の引き出しを多くして様々に緑化
ホテルMARIA BAY SANDSのベランダガーデン、56階比高差200Mすべてに緑化。高層恐怖緩和の効果あり。
MARINA BAY SANDSの屋上庭園「空中庭園」、高木植栽、プールなど。地上200M。