10月3日(日9、小学校4年生の娘がキノコ採りに挑戦したいというので、自宅から30分ぐらいの山に連れて行きました。
ハツタケ、アミタケ、ササモダシなどがたくさんとれて、大収穫でした。
キノコは適度に管理されたきれいな林床の里山に生えます。人が関わらなくなって、里山が藪になるとキノコは生えません。里山を健康な状態に保つためには、山を利用し、人が山と関わっていくことが重要です。キノコは里山の健康のバロメーターです。
キノコや山菜などの「食」を通して、里山の健康を考えるのは大事なことです。アクアマリンふくしまの「えっぐの森」ではキノコのコーナーがあり、職員の方がいろいろなキノコを栽培しています。
ササに生えるササモダシ。味がよくでて、汁やキノコご飯がおいしいです。ササモダシは福島県は食用としますが、全国的にはマイナーです。キノコや山菜は、地域によって食べ方がかなり違います(だから面白い)。ちなみに、他地域では食べるホウキモダシというキノコは福島県ではあまり食べません。
アカマツの林床に生えるハツタケ。ナスとの油炒めやキノコご飯が福島県での定番料理です。
アミタケ。アカマツの林床、ハツタケと一緒に生えることが多い。さっと茹でて、鮮やかな赤紫にに変色すると食べ頃で、大根おろしと和えます。もう我慢ができず、ビールを1杯(前日夜の写真)。
カキシメジ。山桜が多い雑木林に生えます。カキシメジはキノコ図鑑では有毒とされていますが、私たちの地方では食べます。とても味が良いです。私たちがカキシメジと言っているものは、厳密には違う種類のものかも知れません。山のキノコは、有毒でないものも一般的に消化が悪く、過食すると良くないと言われています。
絶品のキノコ汁。カキシメジ、ハツタケ、アミタケ、ササシメジなどの山のキノコに農場でとれたハタケシメジを加えてました。
キノコご飯とアミタケの大根おろし和えとアミタケの味噌汁の朝食。キノコご飯にはハツタケ、ササモダシなど山のキノコにスーパーで買っておいたエリンゲ、シイタケ、ブナシメジを加えました。細かく刻んで、油で炒めて具を作るのが、我が家流。
楽しいキノコ採りの体験でした。