12月16日、日本造園学会関東支部学生デザインワークショップが福島県石川町で実施されました。衆議院選挙と重なり多くの役場職員は参加できませんでしたが、学会側約50人、町民約50人、計100人近くが参加して、盛り上がりました。
学生は8月に石川町で合宿して調査した内容を、全国の支部大会で磨き上げ、パネルと模型を使って、説明しました。放射能の線量が低いながらも、風評被害に苦しむ石川町の現状を体験し、それを克服するために20〜30年後の未来像を提案する。学生たちは、難しいテーマに一生懸命に取り組み、素晴らしい成果を持ち寄りました。
今回の学生ワークショップは8回目、今回は町民との交流を重視しました。
確かに、町民にとっては分かりにくい箇所があったのも事実ですが、ほとんどの方は学生の熱意を感じ取り、4時間の長時間、学生の発表を聞きました。加納石川町長も最初から最後まで聞き入り、学生の発表に感心しきりでした。
報告会の終わりには、町民がパネルや模型を取り囲んで、学生に熱心に質問するという、感動的な光景を見ることができました。
最後は、町民、学会関係者、学生が一緒に記念写真。学会のイメージを超える「交流型」の成果を物語るショットです。

120818-1.jpg120818-2.jpg関西チーム、「原発鉄塔下に桜回廊」でfukushimaを世界にアピール、遠路からの手弁当参加、頭が下がります。

121218-3.jpg宮城大チームは、民泊体験の成果を寸劇で紹介。民泊の様子は、本ブログ11月23日「宮大生奮闘記」をご覧ください。

121218-6.jpg121218-4.jpg関東チーム、多大学の混成なので、リーダーやチューター(指導員)はまとめるのが大変だったと思いますが、いずれも素晴らしい成果を持ち寄っていただきました。

121218-7.gif今回成長性ナンバー1の評価が多い日大工学部の大佐古君(左端)にアドバイスする阿部東農大准教授と霜田幹事。加納石川町長(後列右)と小木曽関東支部長もフムフム。

121218-8.jpg町長、町民、学生、学会役員がそろって記念写真

121218-2.pdf ←「福島民友新聞記事」pdf

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