長州の城下町萩市は、良好な照葉樹林帯である。
萩城の背景にある指月山。山頂には詰城が築かれた。
スダジイ、タブノキ、クロガネモチ、カゴノキ、イスノキ、クスノキが混生する原生林である。
またサザンカの北限
笠山は活火山。自生のヤブツバキを選抜して群生地とする。ハマダイコンが咲き、ヤマザクラが見事。今の季節は沿岸部の照葉樹林の中にヤマザクラが美しい。沿岸部にはオオシマザクラという固定観念を地域植生から見直したい。
萩市から国道262号線を南下。沿岸部から5キロぐらい内陸部に入るが、照葉樹林帯が良く残っている。その中に、点々と白いタムシバの花。タムシバはコブシに似るが、花の下に葉がない。また東日本のタムシバは低木性だが、西日本は高木性。
萩市周辺の植生
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