5月6日、2つの国宝を見ることができた。
国宝犬山城、1537年、織田信長の叔父信康によって築城された。現存城郭では最古。
木曽川沿いの丘陵に築城された城姿は圧巻。
もう一つの国宝は、犬山城に隣接する名鉄犬山ホテルの敷地内にある茶室「如庵」。
信長の弟織田有楽による設計・建築。
日本3大茶室とされる。極限までに無駄を排した上での、境地美。
有楽が建仁寺に身を寄せていた時の建築とされ、江戸時代は建仁寺の塔頭の管理、明治以降三井財閥に買われて関東に移築、第2次世界大戦後の財閥解体後は、三井より名鉄が買い受け、織田家ゆかりの現在地に。