旅は、若い頃から、よくするほうだった。

仕事を兼ねての旅が多いが、以前は「歴史」、今は「自然」が相手の仕事なので、どこまでが仕事で、どこまでが趣味なのか自分でも区別がつかない。

今日は、雪割草と通称される仲間のオオミスミソウが見たくて、車で片道3時間をかけて、新潟県長岡市雪国植物園に行った。初めてみるオオスミソウは白、紅、紫、藍など多彩な色合いが美しく感動した。

他の野の花も一草ごとに色合いが違うようで、個性豊かだ。例えばショウジョウバカマは、たいがい薄いピンクだが、ここには濃いピンク、橙色、薄紫など色々ある。他の地域よりも、野の花を染める絵具の種類が多いようだ。土壌、気候、積雪など、さまざまな要因が関係しているのであろう。

17-1.jpg雪国植物園は、林床が綺麗に管理されている

17-2.jpgオオミスミソウ

17-16.jpgオオミスミソウ

17-3.jpgオオミスミソウ

17-4.jpgオオミスミソウ

17-8.jpgショウジョウバカマ

17-9.jpgショウジョウバカマ

17-11.jpgシュンラン

17-12.jpgトキワイカリソウ

17-13.jpgイワウチワ

17-14.jpgカタクリ

17-15.jpg カタクリ白花