環境戦略 生物多様性を通して地球の緑化を考える 仲田種苗園
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Secret Garden 妖精の森

野の花マットや野の花ガーデンのマザーガーデン。限定公開(年数回)。 仲田種苗園の創業者の一人、仲田正子が30数年かけて80種収集繁殖した在来野草のコレクション。野の花マットに種子を供給するマザーガーデン、そして地域の貴重 …

屋久島(7)

花崗岩 屋久島は花崗岩が隆起してできた島だ。私の実家がある阿武隈山地も花崗岩地帯だが、地質が古いために、風化して表土層が形成されている。 ところが、屋久島の表土は薄い。何千年もかかって、やっと数センチの表土ができるという …

屋久島(6)

ヒメシャガ 昨年7月に、はじめて屋久島を訪れた。淀川登山口から宮之浦岳を経て、新高塚小屋に泊まり。2日目は縄文杉から白谷雲水峡。台風の最中の縦走は、かなりしんどかった。バケツをひっくり返したような雨に、ほとんど写真をとる …

屋久島(5)

サツキとコガクウツギ 標高600mから1000mの渓流には、サツキとコガクウツギが美しい。 サツキは、岩場のごくわずかな隙間に根をはり、増水にも耐える。 安房川上流の荒川登山口付近、白谷雲水峡のさつき吊り橋付近は見事。写 …

屋久島(4)

着生木 着生木は、ヤドリギのように樹木に寄生して養分をとるものではない。 樹上のコケなどに生育する着生木は、多雨な屋久島植生を特徴づけるものだ。標高1200mから1600mや白谷雲水峡など雲霧帯に多くみられる。 鳥が樹上 …

屋久島(3)

温帯と亜寒帯の境 花之江河は標高1600m、高層湿原の南限である。また高木層をもつ森林限界でもある。 ここから黒味岳(標高1831m)に向かって、登っていくと、風や気温の影響で樹木の背丈が小さくなる。亜高山性風衝低木林。 …

屋久島(2)

屋久島は、海抜0mから1936mの宮之浦岳まで。植生の垂直分布が見事である。 海抜1,600m以上:コケモモートウヒクラス域(ヨーロッパ・シベリア植物区系、亜寒帯植生) 海抜1,200〜1,600m:ブナクラス域(日本ー …

屋久島(1)

屋久島の白雲雲水峡。標高900m前後。宮崎駿の「もののけ姫」のモデルになった。苔の森 屋久島の豊かな自然と、それを破壊した人間の罪を問う作品。 植生としては温帯、ヤブツバキ域。空中湿度が高く、苔が繁茂する 倒木更新:倒れ …

京-花草子プロジェクト

花草子は、野の花マットの京阪神バージョン。枕草子を書いた清少納言が、嵯峨野や大原で野の花を摘む、というイメージ。地域植生+日本文化を提供したいと思います。 京都周辺から採取した種子で、苗を作り、私たちの独自技術でマットに …

生き物ランドスケープ

アクアマリンふくしまは、お客様、そして学びの場です。 5月13日、カワウソ水槽の植栽。 「カワウソが、花園で遊べるようにしてほしい」という水族館スタッフの愛情から注文をいただきました。アクアマリンの皆さんは、魚や動物を本 …

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