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今回受賞した商品は、野の花マットです。

近年、都内の屋上緑化や壁面緑化によって、緑被面積そのものは増加していますが、コストの関係などから、芝や苔など単調な植物を使う場合が多く見られます。

一方で、来年名古屋で国際会議が開かれることもあって、生物多様性に関心をもつ企業が多くなっていますが、具体的にどのように、生物多様性を実現していくかということについては、模索の段階である場合が多いようです。

野の花マットは、春の花、梅雨の花、夏の花、秋の花というように、四季の花が咲くように、15種以上の在来種を寄せ植えしたものです。

また無農薬栽培ですので、用土の中に、コオロギやバッタなどの生物が生息しますし、花を求めて、チョウなども飛来します。

野の花マットは、マット1枚で、ベランダなどで気軽にエコを楽しむことができます。

東京都大崎、世界貿易センタービルなど、野の花マットを植栽した都内の屋上緑化では、チョウやトンボが乱舞する光景が見られ、人と生き物が触れ合う場となっています。