Skyrise Greenery 空中緑化

シンガポールの建築緑化は多様だ

Vertical green wall:壁面緑化、人目に付く場所に多種類の植物を植栽したvertical gardenもある。

Sky terrace:空中テラス、高木植栽、プールなどのアメニティ施設

Balconies :バルコニー緑化  planter boxesプランター、美観とともに高層恐怖を緩和する効果

Roof garden:屋上庭園、人が立ち入る。多様な美観創出

Green roof:屋上緑化、人が立ち入らない。単一植物による緑化。ヨーロッパでは拡大green roofと呼ぶ。日本では、roof gardenとgreen roofの目的と効果が曖昧。

このようにシンガポールでは、建物の引き出しを多くして、さまざまな緑化を行っている。

シンガポールでは新築建築で失われた土地面積をskyrise greeneryで回復すること法律で定めている。この場合、ツタを這わせただけの壁面緑化はカウントしない。ビルを森にすることで、生態系ネットワークに組み入れ、持続可能な都市を目指す。

私たちが宿泊したホテルPark royalは今年2月完成、さまざまに緑化されていた。

130429-1.jpgPARK ROYALホテル。建物の引き出しを多くして様々に緑化

130429-2.jpg外構、水とゴムの木

130429-71.jpgロビー付近の壁面ガーデン

130429-3.jpg130429-5.jpg5階の空中テラス、プール

130429-4.jpg休憩室カバナ

130429-6.jpg10階から13階の壁面緑化

388891953591888.jpg10階のテラスガーデン

130429-8.jpgホテルMARIA BAY SANDSのベランダガーデン、56階比高差200Mすべてに緑化。高層恐怖緩和の効果あり。

388882622289964.jpgMARINA BAY SANDSの屋上庭園「空中庭園」、高木植栽、プールなど。地上200M。