■ 日本さくらの会ホームページより
荒井泰治(仙台出身の貴族院議員)の話として昔、京都府京都市・京都御所から鹽竈神社に下賜された桜といわれ、原木からのひこばえと推定される個体が現存しています。
別名の遠藤桜は明治年間に宮城県仙台市長であった遠藤康治が仙台市内に植えたためといわれています。遠藤は1895年に京都の平安神宮に献上、神苑内はこの枝垂桜の名所となっています。



■ HOTEL THE MITSUI KYOTO
プレイスメディアが設計。仲田種苗園では、八重紅枝垂桜をイロハモミジ、アカマツ、雑木類とともに納品させていただきました。


■ 桜ロード
仲田種苗園の沢田農場内を走る農道は、緩やかな起伏があり、週末になると多くのサイクリストが走る姿が見られます。
商品としての桜の花見を一般の方々にも楽しんでもらうオープンナーセリーとして、その農道の両側に、八重紅枝垂桜、三春滝子孫木、ヤマザクラなどを植栽して、桜ロードを整備しています。







■ 桜を活かしたまちづくり
2007年、仲田種苗園は石川町から「桜を活かしたまちづくり基本構想」を受託して、「いしかわ桜谷」を提唱しました。
2012年には、福島第1原発の風評被害によって閉塞感が漂う地域を元気づけようと、姉妹法人NPO法人ふくしま風景塾(仲田茂司代表理事)が、福島民報と福島民友に「いしかわ桜谷」の大広告を出しました。

この広告は地域住民に郷土に対する誇りを芽生えさせ、それまで他所に花見に出かけていた人々が、地元の北須川今出川沿いの桜並木に注目するようになり、観光客も増加しました。
広告によるまちづくりが評価されて、福島民報社「福島広告大賞カラー部門2012金賞」を受賞しました。